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みんなでつくる希望の京都−山田啓二の希望のマニフェスト−
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VOL.4 2005年9月20日

 本格的な台風の季節がやってきた。
 日本では昔、台風のことを「野分」といったらしい。
 源氏物語「野分」の巻では、源氏の君の息子夕霧が、強風により吹き上げられた御簾の陰の美しい紫の上の姿にすっかり心を奪われてしまう。少年の心に突然の恋の嵐をもたらした野分。
 しかし、実際の台風はそんなやさしいものではない。
 昨年京都府では台風23号により甚大な被害を被り、15名もの尊い命が奪われた。来月で丸一年を迎える。ご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げるとともに、改めて犠牲になられた方々のご冥福を心からお祈り申し上げたい。
 今年、海の向こうのアメリカでは、ハリケーン・カトリーナが猛威を振るった。
 テレビから流れる映像は悲惨なハリケーンの爪跡だけではなく、救助活動の遅れによる物資の不足を訴える人々、治安の悪化など、これが世界に冠たる先進国で発生したことかと疑いたくなるものであった。
 日本でも先日の台風14号が九州を中心に大きな被害をもたらし、避難勧告発令の遅れの問題も指摘されている。
 緊急時に重要なことは、いち早く住民に正確な情報を提供することだ。そして、住民の皆さんも、安易に「うちは大丈夫だ」と思われるのではなく、常に自分の近くにも危険がはらんでいることを認識し、行動していただくことだ。
 そして、不幸にも災害が発生した時には、いち早く救援を行える体制を組み、出動できるよう常日頃の連携・訓練も必要である。
 京都府では、防災情報システムの信頼性と確実性を高めるため、平成15年度から4箇年計画で従来の地上系システムに加えて衛星系システムを導入し、2重の防災情報システムの整備を進めており、今年の6月8日から既に一部運用を開始している。
 今年も府庁をあげて、災害により人命が奪われることがないよう台風に対して気を引きしめ十分な備えをしていかねばならない。

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