山田啓二のビジョンきょうと大安心・大交流創造プラン

昨年の台風18号や一昨年の南部豪雨など異常気象とも言える災害に対する防災対策、少子高齢化の急速な進展に伴う福祉医療対策、若者の非正規雇用の増大に対する雇用対策、経済のグローバル化の波の中で新たな展開の求められる農業・産業対策など安心・安全な京都府の確立には、従来の制度や政策を超えた発想やスピード感が求められています。

私はこうした時代の変化に果敢に挑戦し、抜本的な対策によって人にやさしい大安心の京都を皆様とともに築いてまいりたいと思います。

一方、知事就任以来、懸命に進めてまいりました京都の様々な基盤整備が大きな成果をあげながら現実のものになる時代を迎えています。悲願であった京都縦貫自動車道の全線開通、新名神高速道路の全線着工、JR奈良線の複線化事業、京都舞鶴港の国際埠頭の完成をはじめ、雇用確保に向けたジョブパーク、医療・介護・福祉の地域包括ケア推進機構、産学公の連携による京都産業育成コンソーシアム、国民文化祭の成功、和食の無形文化遺産登録など京都の力を結集した取組体制も大きく前進しました。

私は、この交流基盤の上に、中小企業・農林水産業など産業の創造的交流を進めるとともに学術、文化、スポーツの豊かな交流をつくり上げ、さらに新しい産業、文化、学術を京都から生み出したいと思います。人と人の交流は「こころ」の交流をはぐくみ、学術の交流は新たな未来を、文化やスポーツの交流は平和を創造します。

大交流によって、未来への希望をこの京都からつくり上げるため、新たな挑戦を皆様とともに始めたいと思います。

大安心の時代を築く

東日本の大震災をはじめ連年の洪水被害などに対する災害対策や、少子高齢化の急速な進展など社会構造の変化に伴う福祉対策、職場の定着率・待遇の問題や非正規雇用の増大などに対する雇用対策など、安心の分野では今、従来の制度や対策を大きく超えた発想やスピード感が求められています。こうした変化に果敢に挑戦し京都に大安心の時代を築くため下記の政策の実現を目指します。

災害からの安心

過去の統計を超える豪雨や南海トラフ巨大地震への備え、高度成長時代に築かれた社会資本の再整備など、徹底した災害対策を迅速に行います。
  • 「災害からの安全な京都づくり条例」を制定し、安全なまちづくりについて行政の責任を明らかにし地域全体での治山・治水力の向上を図ります。
  • 社会資本総点検による「京都府戦略的地震対策プラン」を加速し、市町村との連携のもと「公共施設の安全拠点化」や避難誘導・備蓄の体制整備など、ハード・ソフト両面から安心・安全な京都づくりを進めます。
    河川、道路、橋りょう、トンネル等の総点検と強靱化、府立学校など防災拠点施設等の耐震化を促進します。
  • 「緊急治水対策事業」により、10年間で600億円に上る由良川、桂川の河川整備を行うとともに、宇治川、木津川の治水力向上対策を講じ、さらに古川等の府管理河川の改修や天井川対策など、府域の河川整備を進めるほか、「いろは呑龍トンネル」の長岡京市への南進事業など、「総合的な治水対策」を進めます。
  • 府立学校や災害拠点病院、緊急輸送道路の橋りょうなど、「防災拠点施設の耐震化率100%を達成」するとともに、ホテル、病院等の耐震リフォームの推進、一週間分の備蓄確保など、地震対策を進めます。
主要な実績
主要な実績

医療・福祉の安心

本格的な高齢化時代に備え、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らすことができるよう、医療・介護・福祉の垣根を京都全体でなくすとともに、安心共生社会を築くため、障害者対策を進めます。
  • 地域において医療・介護・福祉を一体的に提供する地域包括ケアをさらにスケールアップし、地域包括ケア推進機構を中心にオール京都体制で「京都包括ケア」を実現します。
  • リハビリテーション、認知症対策、看取り対策の3大プロジェクトをオール京都体制で推進します。
    ①地域リハビリテーションの推進、リハビリテーション医等の養成、先端的リハビリテーション治療の研究開発・普及促進の「リハビリ3本柱」による総合対策を進めます。
    ②初期集中支援チームや全市町村における認知症カフェの設置、認知症ケアパスの普及促進、デイステイの開放型サロンの開設など、「京都認知症総合対策推進計画」(京都式オレンジプラン)のもとで総合的な認知症対策を推進します。さらに、認知症患者が治療を受けるだけでなく、安心して在宅で暮らせるための日本初の「認知症総合センター」の広域的な整備を進めます。
    ③「京都看取りネット」を構築し、多様で質の高い看取り環境と体制づくりを推進するとともに、孤独死の廃絶を目指す取組を進めます。
  • 丹後、中丹、南丹、山城(北・南)の各医療圏における医療機能の整備を図ります。とりわけ厳しい医療環境にある北部地域においては、府立医科大学附属北部医療センターを「北京都安心医療拠点」として、北部地域の診療所等への医師派遣を拡大するなど、地域医療基盤の強化を図ります。
  • 「京都府障害のある人もない人も共に安心していきいきと暮らしやすい社会づくり条例」などにより、障害の有無にかかわらず国民誰もが互いに人格と個性を尊重しあう共生社会の実現、人権尊重の社会づくりに取り組みます。
  • 医療的ケアを必要とする障害児者について、府立医科大学附属北部医療センターの受入体制を整備するとともに、障害児の在宅生活を支える「児童発達支援センター」の設置を促進するほか、「舞鶴こども療育センター」を開設します。
  • 消費税の引き上げに併せ、「はあとふる商品券」を重度障害者や重症難病患者に配布し、負担急増を緩和するとともに、併せて地域の消費喚起にもつなげます。
主要な実績
主要な実績

雇用の安心

すべての年代において、将来に希望がもてる雇用環境を確立するとともに、自分の生活に合わせて選べる雇用を実現するなど、雇用の量の確保とともに「質」の本格的な向上を実現します。
  • 「若者等就職支援条例」を制定し、若者の成長をオール京都で実現することを京都の目標に据え、支援体制を構築します。特に若者が未来にチャレンジできるように、失業した若者や厳しい環境におかれている若者の雇用確保に向け、国、府、高齢・障害・求職者雇用支援機構の訓練を一体化した「総合訓練制度」をつくります。
  • 「雇用開発・職場環境改善100億円事業」を展開し、ものづくり産業分野等で人材育成や正規雇用の受け皿拡大の取組を進めるとともに、「就労環境向上アドバイザー」によりハード・ソフトの両面で職場環境を改善し、4年間で正規雇用3万人の創出を目指します。
  • 「京都府障害者雇用企業サポートセンター」を設置するとともに、協同組合型の特例子会社の設立支援や、障害者用トイレ・バリアフリー化設備の導入支援制度の創設などにより、障害者雇用率2.2%の達成を目指します。
  • 京都ジョブパークに「JPマザーズカレッジ」を設置し、働きたい女性一人ひとりのニーズに応じて就業のためのスキルアップ等を支援します。
  • 農業大学校、林業大学校において次世代を担う農林業の担い手を育成します。また、丹後農業実践型学舎など地域と連携した取組を進めます。さらに、新たに「海の民学舎」を設立し、次世代の水産業を担う優れた人材を育成します。
主要な実績
主要な実績

中小企業・農林水産業の安心

依然として厳しい状況が続く中小企業、伝統産業、地場産業、農林水産業などに対し、消費税率の引き上げによる影響も考慮しながら経営支援を行い、中小企業や農林水産業が希望を持って経営できる京都をつくります。
  • すべての中小企業の振興を目指す「中小企業応援条例」に基づき、原材料費の高騰等に苦しむ中小企業を下支えするため、中小企業応援隊による経営改善への支援を行うほか、機器更新等のハードからソフトまで、中小企業の固定費の削減の取組を幅広く支援します。
  • 「中小企業下支え融資」の創設など中小企業金融支援を拡充し、中小企業の経営を徹底的に守ります。また、「事業継続支援センター」の取組をさらに拡大し、事業継承に関する特別融資の創設や後継者育成事業など、中小企業の事業継承への支援を総合的に進めます。
    さらに、中小企業寄り添い・育成支援システム(京都版エコノミック・ガーデニング)により、経営相談、金融支援、新分野進出支援等を一体的に行い、4年間で売上倍増企業を1,000社育成します。
  • 西陣織の力織機や仏具の漆器製作用の刷毛など、事業継続に不可欠な設備の更新や道具類の確保を支援する伝統産業の公的基盤確保事業により伝統・地場産業の生産基盤を守ります。
  • 「伝統産業の新時代を拓く拠点」として、堀川地区における「西陣アート&クラフトセンター「日本文化財保存修復センター」を整備し、伝統産業の新しい時代を担う若手職人の育成や仕事づくり、販路開拓などを支援します。
  • 農山村の活性化を図り水田を守るため、酒米・家畜飼料米や競争力のあるブランド京野菜への転換を目指し、ハード・ソフトの総合支援体制「新京力農場」を進めるとともに、限界集落に挑戦する命の里づくり等の地域対策を進めます。また、「京のこだわり畜産物生産農場」の登録を推進し、安心・安全でこだわりの畜産物を国内外に発信します。
  • 消費税率引き上げの影響を緩和するため、地域公共投資の継続と地域経済を刺激する商工・農林水産業祭の開催、中小事業者等が行う大売り出し等の販売促進事業の支援を実施するとともに、消費税対応の緊急特別融資の創設などにより中小企業の資金繰りを支援します。
  • 建設工事の府内企業発注を徹底し、災害対応や除雪など、地域の安心・安全を支える建設業の確保・育成を図ります。
主要な実績
主要な実績

子育て・暮らしの安心

婚活から出産、子育てまで、少子化対策をこれまでの枠を超えて抜本的に見直し、子育て環境ナンバーワンの京都をつくります。
  • 「少子化対策条例」を制定し、婚活から子育てまで総合的な支援とそれを支える仕組をつくります。
  • 「婚活総合支援センター」を設置するとともに、婚活コーディネーターを各地に配置し、婚活に対する支援を行います。
  • 「第3子からの子育て支援金制度」を創設し、多子世帯の経済的負担を軽減するため、保育園や幼稚園の負担を減免するとともに、「中小企業等の産休従業員補完支援制度」の創設などにより、5年後に2,000人以上の出生数増加を目指します。
  • 「府・市町村連携で待機児童ゼロ」を目指し、24時間保育や病児・病後児保育も含めた総合的な保育所整備を進めます。
  • 子育て支援医療助成制度の中学生までの対象拡大について市町村との検討を進め、安心して小児医療を受診できる体制を強化します。
  • 最古の女流文学をはじめ文化・芸術、スポーツ、産業から地域づくりに至るまで、幾多の女性が活躍してきた京都の風土を活かし、女性の社会参画を多面的に支援する「京のアクティブ女性応援事業」を創設します。
  • 女性警察官の地域への配置を増員し、女性の被害対策に対処する「防犯ウーマノミクス」に取り組みます。
主要な実績
主要な実績

環境・エネルギーの安心

高い省エネ・創エネ技術で循環型社会づくりを推進するとともに、「京都ビジョン2040」に掲げた原子力エネルギー・ゼロの京都を目指し、エネルギーの地産地消を実現します。
  • 「再生可能エネルギー普及促進条例」を制定し、府有地での発電や民間への発電用地の斡旋などによる太陽光発電をはじめ、バイオマス、小水力、コージェネレーション等による発電を進め、再生可能エネルギー等の割合を最大需要の2割まで拡大するよう目指します。
  • 関西文化学術研究都市等において、住宅の創エネ・省エネ・蓄エネ化など環境共生型住環境の整備等を行い、エネルギー自給型の持続可能なモデル都市を構築します。
  • 国と連携・協力しながら、メタンハイドレートの開発など日本海における海洋エネルギー資源の開発を積極的に促進します。
  • 原子力発電所の安全対策に万全を期すよう国に強く求めるとともに、原子力に依存しない京都をつくります。
  • エネルギー自給型のまちづくりを推進するため、けいはんな学研都市における実証実験の成果を活かし、家庭やビル、工場等におけるエネルギー管理システム(HEMS、BEMS、FEMS)の導入を支援します。
主要な実績
主要な実績

教育の安心

学校現場に応じた京都式少人数教育をさらに進め学力の向上を図るとともに、非行・いじめ防止によって、明日の京都を担う子どもたちの未来を充実させます。
  • 小学校30人学級、中学校35人学級を引き続き推進できるよう教員配置を行い、ティームティーチングや少人数授業などが学校の状況に応じて実現できる京都式少人数教育の充実を図ります。
  • 「まなび・生活アドバイザー」「学力向上サポートチーム」の配置、中学校における「振り返り集中学習」「中2学力アップ集中講座」などにより、全国平均を上回った子どもたちの学力のさらなる向上を目指します。
  • 府立福知山高校を北部地域で初めての公立中高一貫教育校にするとともに、府立南丹高校に南丹地域で初めてとなる工業教育の充実を図るためのものづくりコースを新設します。
  • いじめ未然防止・早期解消支援チームを設置するとともに、「こころ」の教育と「ふるまい」の教育の両面からのアプローチにより、いじめ問題の解消を目指します。
  • 地域や企業との交流により、「生きる力」や働く意欲を身につける教育の充実を図ります。
主要な実績
主要な実績
大交流の時代を築く~「世界の交流首都・京都」へ~

国民文化祭の成功、和食の無形文化遺産登録、基盤整備の進展、産学公連携の蓄積など京都は日本をリードする資源に恵まれ、今まさに日本を牽引する技術と心を持った地域として飛躍の時を迎えています。国の内外の人々との絆と交流のもとで、若者が未来に向かって育つ「世界の交流首都・京都」を確立するため、様々な分野の代表が集い創り上げた「京都ビジョン2040」に基づき、あらゆる分野において大交流時代を実現します。

交流首都づくり

14の「みやこ構想」をセカンドステージへと進めていくとともに、基盤整備の進展やみやこ構想の成果の上に立って、海、森、伝統工芸、お茶などをテーマに、府域の均衡ある発展を実現するためスケールの大きな交流を展開します。
双京構想
  • 日本の大切な皇室の弥栄のために、東京だけでなく、京都に皇族の方にお住まいいただくことを願う「双京構想」の実現を目指します。
人流首都・京都
  • 「海の京都」づくりを目指し、天橋立や伊根の舟屋など戦略拠点の景観づくりや観光海路の開設、周遊バスの整備など魅力ある観光のまちづくりを総合的・計画的に進めるとともに、「海フェスタ京都」や「海の京都博」の開催などの取組を進めます。
  • 「森の京都」づくりを目指し、日本の原風景ともいうべき里山の保全・再生や里山文化の振興、由良川・桂川上中流域や芦生の森の国定公園化、里・森の豊かな自然を活かした農家民宿、農家レストラン、クラインガルテンの開設などを進め、都市・農村交流の一大拠点を形成します。
  • 「クール京都」づくりを目指し、デザイン力と技術力、文化力を活かした新しい伝統産業を創造し、日本映画発祥の地・太秦やゲームコンテンツ、アニメなどの資源を活かして、文化産業のルネサンスを実現します。
  • 「お茶の京都」づくりを目指し、優れた茶畑等の景観創出や「宇治茶きらめき街道」の整備、京都府茶業研究所の機能強化など宇治茶づくしをコンセプトに、南部地域の文化・産業振興を積極的に推進します。
  • 若者を引きつけ、優れた人材を育て、新しい文化や産業を生み出す大学の力が京都の社会・経済の中で十分に発揮されるように、規制緩和や産学公連携、大学・地域連携等の取組などを推進し、「大学ユートピア」の建設を進めます。
物流首都・京都
  • 京都縦貫自動車道の全線開通、新名神高速道路や山陰近畿自動車道など、府域の骨格をなす高速道路等の整備を加速し、未完区間の早期解消を図ります。
  • JR奈良線の高速化・複線化第2期事業に着手し、平成34年度開業を目標にJR藤森-宇治、新田-城陽、山城多賀-玉水駅間の約14kmに及ぶ複線化等の整備をJR西日本・沿線市町と連携しながら進めます。
  • 日本海側拠点港に指定された京都舞鶴港を核とした国際ランドブリッジを形成するため、航路の拡充や埠頭の整備、国際クルーズの誘致拡大を目指します。
  • 京都縦貫自動車道の全線開通を契機として、日本海側の拠点港である京都舞鶴港を核とし、対岸諸国と太平洋側地域とを結ぶ北部地域における新たな物流ネットワークの形成や、新名神高速道路の整備を見据えた南部地域における新たな商業・物流拠点の構築を積極的に進めます。
  • 「次世代自動車普及促進事業」により、電気自動車や長距離輸送における天然ガストラックの普及を進め、運輸部門の温暖化対策を進めます。
文化首都・京都
  • 和食の無形文化遺産登録を契機とした「和食の高等教育機関の設置」、新総合資料館の整備と国際京都学センターの開設、旧私のしごと館を活用した「オープンイノベーションセンターの構築」の3つの新たなセンター構想を進めます。
主要な実績
主要な実績

産業の交流

中小企業・農林水産業の皆さんが、交流しネットワークをつくり支え合う中で、時代の要請を踏まえた将来性ある育成発展により、京都に一大事業集団をつくります。
  • 中小企業寄り添い・育成支援システム(京都版エコノミック・ガーデニング)により中小企業の振興を支えつつ、医療・ライフ、環境、映画・アニメ・コンテンツなど、京都の特徴を活かした産業別の産学公ネットワークを構築し、グループ単位で振興を図る「企業の森」構想を実現します。
  • 中小企業交流センター、中小企業人財大学校、伴走育成型支援プログラムなどにより、包括的に中小企業支援を展開します。
  • 「伝統技術」と「最新技術」を組み合わせ、新しい製品や斬新的なデザイン等により伝統産業を再生する取組を公募する「新世紀伝統産業ルネサンス事業」を展開します。
  • スイーツや小物、花や文具・衣料などこだわりに取り組む商店を支援する「こだわり商店街」、個性を活かしたイベントに取り組む「一商一特商店街」、高齢者の見守りや子育て支援によって地域の維持に貢献する「コミュニティ商店街」など特徴ある商店街振興を行います。
  • 歴史文化観光をはじめ、ジオパーク観光、グルメ観光、きもの観光、ものづくり観光、スポーツ観光など、府域の北から南まで、京都の魅力を満喫できる「新しい京の旅事業」を展開し、過去最高の観光入り込み客数を目指します。
  • 国のビジット・ジャパン・キャンペーンとタイアップし、関西広域連合のもとで東南アジアなどをターゲットに「ビジットKANSAIキャンペーン」「KANSAI国際観光YEAR」を展開します。
  • 京都が誇るブランド農林水産物と卸売市場や京都の有名食品関係業者を組み合わせ、「京都6次産業100億円プロジェクト」を進めます。
  • モデルファーム運動や有害鳥獣対策、耕作放棄地の解消、農村ビジネス村など京都村構想を進めるとともに、市町村と共同して府域全体の空き家情報を一括して発信、空き家への移住促進のほかカフェやアトリエなどへの有効活用を図るための「耕作放棄地、空き家条例」を策定し、「京都農村再生運動」を進めます。
  • 「オーダーメイド農家支援制度」により専業農家や兼業農家、週末農家など、様々な農家のニーズに応じたきめ細かい支援対策を実施するとともに、競争力のある農家の育成により、売上2,000万円の農企業者を1,000人、年商1億円の経営体70体の実現を目指します。
  • 経営力のある森林組合、林業事業体の育成や、今後の需要拡大が見込まれるCLT(直交集成材)などの大型加工施設の誘致を進めるとともに、公共施設や住宅等への府内産材の利用促進など、川上から川下までの地産地消型林業を目指す「京都林業ルネサンス事業」を展開します。
主要な実績
主要な実績

文化・スポーツの交流

文学、芸術、工芸、スポーツなどあらゆる分野で交流の活性化を図り、京都の北から南まで、芸術家・職人タウン、アスリートタウンの建設を進めます。
  • 2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に合わせて、日本文化の素晴らしさを世界の人々に体感してもらう「京都文化フェア」の開催に向けた取組を進めます。
  • 京都が世界の文化交流の舞台としての役割を果たしていくため、オール京都の力を結集して、「京都国際現代芸術祭」「琳派400年記念祭」を開催します。
  • 亀岡市の専用球技場の建設、丹波自然運動公園や山城総合運動公園の計画的整備、府市協調による西京極陸上競技場、横大路運動公園、三川合流地域の整備のほか、市町村が進める広域的なスポーツ施設の整備支援などにより、「スポーツ王国・京都」の実現を図ります。
  • 2021年にワールドマスターズゲームズを関西で開催するとともに、「関西版マスターズ」「京都府版マスターズ」、府北部のTANTANロングライド、ツアーオブジャパンなど、多くの府民が参加するスポーツ大会の開催等により府民スポーツを充実します。
  • 国内外に所蔵されている価値ある日本の文化財を体系的に修復する「日本文化財保存修復センター」を整備するとともに、関係企業や職人の工房等の近隣への立地・集積により人材を育成し、日本さらには世界の文化財修復の一大拠点を構築します。
主要な実績
主要な実績

学術・研究の交流

大学のまち京都、科学のまち京都、そして日本や世界から多くの人が集まり交流する京都をつくり、世界の人々を豊かにする新たな価値を創出します。
  • 世界にはばたく高校生を育成するため、「国際バカロレア認定校」の設置を行うとともに、府立高校の生徒が海外で学ぶことができるように「府立海外高校」の設立を目指します。
  • 行政、大学、経済界などオール京都の体制により、入学、生活、住居、アルバイト、就職相談など留学生をワンストップで支援する等、「留学生5万人構想」の実現に向けた取組を進めます。
  • iPS細胞など京都が誇る最先端の科学技術等を活用し、「国家戦略特区」のもとで、国や関西、大学、企業等と連携しながら、先制医療、先端医療、健康・スマートライフの分野で研究開発成果の事業化を最速で行う「医療・ライフ分野の国際的なイノベーション拠点」づくりを進めます。
  • 北山文化環境ゾーンに「新総合資料館」を整備、「国際京都学センター」を開設し、古典を含め日本文化の世界との交流を促進します。
主要な実績
主要な実績

地域の交流・世界の交流

京都府内はもとより、関西、日本、そして世界の国々から京都に人々が訪れるよう、高速道路や鉄道、港湾など、交流を支える社会基盤の整備を着実に進めます。
  • 北近畿タンゴ鉄道の上下分離方式による事業再編を行うとともに、「動くリビングルーム化」を目指し、「あかまつ」「あおまつ」につぐデザイン車両を導入するなど、保有全車両について「乗りたい列車化リニューアル事業」を実施し、抜本的な経営改善と大幅な利用拡大を図ります。
  • 蒲入バイパスや上野平バイパスをはじめとして美しい日本海を臨む海岸道路の整備を進め、「丹後半島一周京都の新海遊ルート」を完成し、丹後半島の振興に努めます。
  • 舞鶴若狭自動車道へのアクセス道路の整備促進を図るため、小倉西舞鶴線白鳥トンネルなどの整備を推進します。
  • 京都縦貫自動車道沿線のまちづくりを促進するため、丹波PA(仮称)と一体となった地域振興拠点の整備、京都第二外環状道路長岡京ICと阪急新駅とで形成される交通結節点の整備支援等を進めます。
  • 南丹地域における災害時等の交通の信頼性を高めるため、郷ノ口余部線宇津根橋の架替えや綾部宮島線肱谷バイパスの整備を推進します。
  • 新名神高速道路へのアクセス道路の整備促進を図るため、八幡インター線、宇治木津線、宇治木屋線(犬打峠)等の整備を推進します。
  • 関西文化学術研究都市へのアクセス向上を図るため、山手幹線の整備推進、国道163号精華拡幅・木津東バイパスの整備促進支援を進めます。
  • JR奈良線の高速化・複線化第2期事業に併せて、道路の渋滞対策や駅アクセス道路の整備も推進します。
主要な実績
主要な実績
大安心・大交流時代を実現するための行政改革

京都の新時代を切り拓くため、4つの行政原則のもとで徹底した行政改革に取り組みます。

府民の皆さんから預かった税金を最も効果的に府民にお返しする行政

  • ベンチマークや府民アンケートを基につくり上げた「京都指標」など、府民のニーズを捉えるマーケティングによって施策を練り上げ、府民満足最大化府政を目指します。
  • 公共施設等の夜間利用開館時間の大幅な延長などに取り組むとともに、許認可申請等に迅速・的確に対応する仕組を構築するなど、利便性の高い府民サービスを行います。

府民の皆さんが持てる力を発揮できる府民本位の行政

  • 家庭支援総合センター、京都ジョブパークなどで推進してきた、国や都道府県、市町村をはじめ、企業、NPO、大学等との連携・協働によるワンストップ行政をさらに進めます。
  • 地域力再生プロジェクトや府民公募型整備事業など、府民の行政への参加・協働をさらに進めます。
  • 過疎地等に居住して、公的な業務も行い公務員プラスワンとして地域課題の解決に取り組む全国初の「公共員」の仕組を創設します。
  • 高齢者や女性などが、専門知識やスキル、豊かな経験や女性ならではの感性等を活かしてプロのボランティア「プロボノ」を支援する「スーパー地域力創造プロジェクト」を推進します。
  • 女性の社会参画を促進するため、府庁において率先して女性職員の登用を図り、「平成29年度の管理職登用率15%」を目指します。

府民の皆さんが安心できる、将来にわたり持続可能な行政

  • 将来世代に負担を先送りすることのないようにしながら、京都の未来づくりにも積極的に投資できるように、「府債残高適正化プログラム」「公務員適正化プログラム」「事業適正化プログラム」の3つの新しいプログラムを作成・実行し、新規事業経費100億円を含め400億円の財政健全化を目指します。

連携と協働による自治自立社会の確立

  • 京都市をはじめ府内市町村と力を合わせて、新しい住民福祉社会を創造します。
  • 小規模市町村への垂直支援や合併市町村への支援など、頑張る市町村をしっかりと支えます。
  • 京都市と府市協働パネルを中心に徹底的に無駄を省き、役割分担と共同化の組み合わせで府県と政令指定都市の協働のモデルをつくります。
主要な実績